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文節相互の関係

要点のまとめ

 文節どうしの関係には、次のようなものがある。

 主語・述語の関係

 

 修飾・修飾の関係

 

 接続の関係

 

 独立の関係

 

 並立の関係

 

 補助の関係

 

▼ 解説

文はいくつかの文節から成り立っていますが、それぞれの文節はほかの文節と結びついています。

文節どうしはさまざまな関係で結びつきますが、その結びつき方(文節相互そうごの関係)には次のような種類があります。

(1) 主語・述語の関係

「なにが(だれが)」にあたる文節を主語と呼び、「どうする・どんなだ・なんだ」にあたる文節を述語と呼びます。

そして、主語が述語に係り、述語が主語を受けるという関係を主語・述語の関係と呼びます。

【例】電車が 走る。

この例文では、「電車が」が主語(なにが)であり、「走る」が述語(どうする)です。

二つの文節で、「なにが―どうする」という主語・述語の関係をつくっています。

(2) 修飾・被修飾の関係

ほかの文節を修飾する(くわしく説明する)文節を修飾語と呼び、修飾される文節を被修飾語と呼びます。

【例】

「すっきり 晴れる」(述語が被修飾語)「とても すっきり(晴れる)」(修飾語が被修飾語)

(3) 接続の関係

【例】

接続・被接続の関係

風邪をひいた。だから、会社を休んだ。

風邪をひいたので、会社を休んだ。

(4) 独立の関係

【例】

(5) 並立の関係

【例】

(例)昨日の夜、ラーメンとギョウザを食べた。

→「ラーメン」と「ギョウザ」を入れかえても、文の意味は同じ。

(例)あそこの店員は、親切で明るい。

→「親切で」と「明るい」を入れかえても、文の意味は同じ。

● 並立へいりつの関係は、二つ以上の文節が対等の資格で並んでいる関係である。対等の関係ともいう。並立の関係にあるそれぞれの文節を並立語へいりつごという。並立の関係にある文節を互いに入れかえても、文の意味は変わらない。

並立の関係を見分けるには、文節の位置を入れかえることができるかどうかを試す。入れかえても文の意味が通じるのであれば、並立の関係である。なお、入れかえる際には、付属語や活用形を変える必要がある。

● 並立の関係にある文節どおしは、まとまって一つの文節のような働きをする。

(6) 補助の関係

【例】

(例)彼がわからないところを教えてくれる。

→「くれる」が「教えて」に補助的に意味をそえている。

(例)冷蔵庫にしまっておいたケーキがない。

→「おいた」が「しまって」に補助的に意味をそえている。

● 補助ほじょの関係は、おもな意味を表す文節のあとに補助的な意味をそえる文節が続く関係である。補助・被補助の関係ともいう。補助的な意味をそえる働きをするあとの文節を補助語ほじょごといい、おもな意味を表す前の文節を補助語という。

補助の関係では、補助する文節(補助語)が補助される文節(被補助語)のあとにくる。修飾する文節(修飾語)が修飾される文節(被修飾語)の前にくるのとは逆である。

● 補助の関係にある文節どおしは、まとまって一つの文節のような働きをする。

【表】文節相互の関係

文節相互の関係 文節の働き
主語・述語の関係 主語、述語 鳥が鳴く。
修飾・修飾の関係 修飾語、被修飾語 ゆっくり歩く。
接続の関係 接続語 安いのに、うまい。
独立の関係 独立語 さあ、やろう。
並立の関係 並立語 安くてうまい。
補助の関係 補助語、被補助語 読んでいる。

▼ 練習問題

 

【考え方】

【答】

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